コンビニ店長自殺は労災・・・自殺前1年間で判断に!

コンビニで店長を務めていた男性=当時(31)=が自殺したのは過重労働が原因だとして、遺族が労災と認めなかった某労働基準監督署の処分取り消しを求めた訴訟の控訴審判決で、高裁は1日、訴えを退けた一審地裁判決を取り消し、労災と認定しました。

これは、実務上、我々も含めて労基は直前の残業時間が100時間超or6カ月の残業時間の月平均が80時間超かを判断材料としていたわけですが、高裁判長は「自殺前1年間でみると長時間労働は相当過酷だった」と指摘されました(地裁判決は、自殺前の約半年間の残業時間などから「業務上の心理的負荷は中程度だった」として認めなかったのだが)。

売り上げなどのノルマの影響も考慮し、「全体的に評価すれば負荷は強かった」と認め、仕事が原因でうつ病を発症し、自殺したと結論付けたようです。

最近、健康保険の傷病手当の支給申請も、鬱状態の診断が非常に多くなっており、最低限、36協定の時間外労働時間は厳守ですね。それと、経営者はリスクヘッジとして損保の使用者責任の賠償保険は必ず入っておくことを勧めます。日本の損保は、精神疾患はオプションになっていたり、限度額があったりしますので要確認です。9月1日